毛細血管

皆さんは、45歳過ぎた頃から体調不良の日が増えた、体の衰えを特に感じる、めまい、肩こり、頭痛、息切れ、風邪を引きやすい、シミ、しわが増えたなど感じていませんか?

今最先端医学で注目されれているのが、「毛細血管」

毛細血管が、全血管の99%をしめていて、細胞に酸素や栄養を届け、体内の老廃物を回収してくれる役割を担っています。

しかし、加齢や生活習慣により毛細血管は劣化したり減少したりします。

毛細血管が衰えると、人間の体に必要な物が各細胞や臓器に届かず老廃物も回収することが出来なくなり

さまざまな不調や高血圧、糖尿病などの大病を招いています。

毛細血管を良い状態にしておくことで、老けない、病気にならない体づくりをしたいものです。

 

毛細血管の働きには色々あります。


1,酸素と栄養を届けて二酸化炭素を回収

2,免疫細胞とホルモンの運搬と体温調整、

 

病原菌やウイルスなどの侵入の際に白血球などの免疫細胞を患部に集めて撃退する免疫機能を働かせる為に毛細血管は

欠かす事ができません。

又毛細血管は体温調整したり体のバランス(自律神経)を管理する為にホルモンを運搬する働きもあります。

 

毛細血管は45才くらいから減少する


健康な状態であれば盛んに新陳代謝を繰り返して全体量が減ることがありません。

しかし45才頃を過ぎると、新陳代謝が衰えて毛細血管の数は減少していきます

60才代になると、酸素や栄養を体全体に運搬したり老廃物の回収が滞ってしまい色々な臓器の働きも弱くなってしまいます。

 

毛細血管が衰えると


体の色々な粘膜が乾く(例えば目が乾きやすくなる、鼻の粘膜の乾きによりウイルスが侵入しやすくなってしまう)

お肌の老化(シミ、しわ、肌荒れ)

頭皮の衰え(白髪、薄毛、抜け毛がきになる)など毛細血管は私達の生命維持のために重要な役割を担っています。

 

衰えた毛細血管は甦えらせる事ができる。


毛細血管の修復にはホルモンが深く関わっています。

このホルモンは約70%が睡眠中に分泌されて、就寝後3時間に最も多く分泌されます。

分泌されたホルモンは毛細血管によってダメージを受けた所に運ばれ修復を行うので、

毎日の睡眠をしっかりとることも重要になってきます。

現在の研究では7時間の睡眠が最も良いと言われています。